遊

修道女の遊のレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
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ジャック・リヴェットとんでもないな

まず今年の映画かと思うくらいの映像の綺麗さ
いくらでも見惚れ続けられる風景と構図の美しさ
そしてありえんくらい輝きを放つアンナカリーナ

蹴られ殴られ修道着がどんどんボロボロに汚されていくのに反比例してアンナそのものの美しさが浮かびあがってく
どこに行っても自分の美しさのせいで周りが不幸になる 神への信仰を超えるアンナカリーナの悪魔の美

今までいろんな人にそれぞれ別個の「綺麗だな」を感じてきたけど 中には似た種類に思える綺麗さがあって、これ観てある種類の綺麗さは「アンナカリーナの綺麗さ」であると定義づけられた アンナカリーナは美のイデア なに言ってるんだこれ

終わり方も悲愴なのにCOOL
ジャックリヴェット観るぞ!
遊