いずみ

修道女のいずみのレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
4.0
DVDのパッケージの裏にも書いてあったけれど、カメラワークがめっちゃ溝口。ぎゅいーんと、聖堂の修道女たちを映すシーンや、横移動の滑らかさが溝口そのもの。リヴェットが影響を受けたのがよくわかった。姉二人のせいで持参金がないため修道院にいれられる、シュザンヌ(アンナカリーナ)。神に背くシュザンヌを罰する後の院長が冷酷すぎて恐ろしい。お前が悪魔に取り憑かれてるという感じ。次に移送されて修道院で、修道女たちが外で遊ぶシーンがめちゃくちゃ綺麗。蝶が戯れているよう。
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