カトリック教会の反対運動による数年間の上映延期を経て公開されたジャック・リヴェットの代表作。
意に反して修道院に入れられた女が院長次第で方針の変わる腐敗した環境の中で翻弄される物語です。
教会の反応…
“理不尽”に殺された美人尼さんのお話。
女は女を守らない。男は女の敵だけど、女は女の大敵だ。
主人公を害する修道者たちはいったいどんな道を修めてるんだか。
上映禁止になったことが「こんな事実はあり…
『神』からの『転落』
信仰と欲望の狭間に引き裂かれる…。
結局人間は、欲望から逃れることはできない。
リヴェット監督の古い絵画のような、寂静で陰鬱な画面が美しい。
合間の太鼓?音がシュール。且つア…
恍惚の傑作!全てのカットが絵画のように美しいのだけれど、単に静止画としての美しさに甘んじているわけではなくて、A→Bの「→」の部分が豊かであるために動画としての美しさを獲得し、更には「→」がA'ない…
>>続きを読むアンナ・カリーナ演じる主人公のシュザンヌは修道院という閉ざされた空間の中で、ある院長から厚遇されたかと思えば、別の院長からは厳しく扱われ、また別の院長からは執拗な誘惑を受けたりする。その中で、シュザ…
>>続きを読むリヴェットさんとかディドロさんとかボシュエとか、見るしかないやん
結局どこの世界にいても同じこと。自分を誤魔化しながら生きるか、それしかない逃げ道に縋るか。
どうせ同じことの繰り返しなんだからっ…