MANU

イレイザーのMANUのレビュー・感想・評価

イレイザー(1996年製作の映画)
3.2
1996年(アメリカ)
原題:ERASER

監督:チャック・ラッセル
脚本:トニー・プライヤー、ウォロン・グリーン
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演(日本語吹替):
アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
ヴァネッサ・ウィリアムズ(唐沢潤)


製作:アーノルド・コペルソン、アン・コペルソン

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シュワちゃんのアクションだから「コマンドー」みたいな名作B級を期待したが、そうでもないかもなあと、冒頭から30分前後のところで思わされる。

ワニのくだりもCGが酷すぎてジュラシック・パークが公開された後なんだからもうちょっと頑張って欲しかったなと思うなど、終盤にかけてもツッコミどころがいくつか、、

シュワちゃんのがレーザーガンの二刀流で無双状態になったところも、いかにもターミネーターオマージュみたいな感じで。

でもラストのどんでん返しで全てが覆りましたね。

勧善懲悪もののアクション映画に良くある、犯人捕まえて法廷に引っ張り出し、主人公はヒロインと旅にっていう終わり方かと思いきや、それで終わらなかったのには正直やられました。

当時はまだワイルド・シングスみたいにエンドロール後に映像を残すという文化がなかったからかもしれないけど、そのくだりだけエンドロール後に持って行っていればより完璧だったなあって思いながら。

☆2かなと思っていたけど、このラストで☆3超にしようと思いました。
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