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イレイザーのblacknessfallのレビュー・感想・評価

イレイザー(1996年製作の映画)
3.5
これが公開された頃はシュワ離れを起こしてたんで初めての鑑賞。

96年らしいけど内容のシンプルさ、雑だけど豪快なアクション、80年代のシュワっぽい笑

連邦保安官のシュワの仕事は証人保護プログラムの証人の生きた痕跡を消し証人の身の安全を守ること。

武器会社が敵国に高性能なレールガンって武器を輸出することを知った女性社員を、武器会社の魔の手から守り、武器会社の密輸を阻止することになったシュワの活躍を画く。

まず、本当にこーゆー大味な設定だとシュワは映えまくるね。
この武器会社の開発したレールガンって見た目がSFチックなでかい機関銃みたいなんだけど、クライマックスの戦闘シーンでシュワがこれを両腕に腰だめにして撃ちまくる笑
破壊力がある分反動も大きいんだけど、それを感じさせずバカスカ撃つリアリティーの欠片もないシーンなのにこのバカバカしくも豪快な様がシュワルツェネッガーならではって感じで気持ちいい笑

成り行きで動物園でも銃撃戦になるんだけど、シュワが巨大なワニに襲われる。
でも、シュワなんでワニの口にマグナムを発射し木っ端微塵に笑
撃ち込む瞬間に「カバンしてやる!」と叫ぶ。
この何かを殺った後にブラックジョークを言うとこも"コマンドー"や"バトルランナー"を彷彿とさせて、思わずにやけてしまう笑

あらすじだけなら社会派サスペンスなんだけど、スカイダイビングしたり、ワニと戦ったり、慌ただしくド派手なアクションが展開されるから武器密輸というシリアスな陰謀が霞んでしまってる笑

どんな巨大な悪も複雑な陰謀も腕っぷしとパワフルな銃火器で片付ける、正しいシュワ映画だよ😂
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