冒頭の音楽、歌詞とその光景に心を奪われた。キングコングで使われていた夕焼けとヘリコプターのシーンはむっちゃ上がるしワーグナーがとてもマッチしていて高揚感がある。それにしてもすごい大掛かり。戦争地にほんまに赴いてるみたい。コッポラの映画にかける情熱がびんびんに伝わる。
セットだけでなく豪華なキャスト。しかもみんな若い!笑 ロバートデュヴァルのサーフ狂がかなりインパクトある。
さらにベトナム戦争の悲劇の象徴たるカーツ演じるマーロンブランドもすごい。
こってこてのラーメンよりもこってり。
むっちゃうまいこど胃もたれする感じ。
アメリカがなぜヒッピーが流行したのかがよくわかる。正義なき、狂気で地獄のベトナム戦争に絶望したからでは。
アメリカの悲劇。悲劇といってもアメリカが焼け野原になったわけではないからまたきなくさい展開になってるけども、アメリカが戦争の痛みを忘れないために、とても重要な一本だと思う。