地獄の黙示録・特別完全版の作品情報・感想・評価・動画配信

「地獄の黙示録・特別完全版」に投稿された感想・評価

Eisuke

Eisukeの感想・評価

4.2
凄まじい映画。

戦争映画には少ない「象徴的」なシーンが多い。戦争賛美とも取られかねないほど美しい描写の一方で、狂気にまみれていく兵士たちの姿が痛烈な風刺になっている。

「狂ってる」と言えばそれまでかもしれないが、それで片付けてしまうにはあまりにも勿体無い作品。
ぶっちゃけ大半の人はワルキューレアタック目当てで観たろ!正直に言え!
そんな子供染みたワクワク感を無視してコッポラは鑑賞者を闇の奥へ誘う
長かったです。3時間越え。
2001年に出た特別完全版を視聴。

映像の迫力がとてつも無い。
画面いっぱいに映る狂気は見る物を圧倒します。

ストーリーをなぞらえながらも、戦争の風刺が殆どで、特に序盤のサーフィン大好き野郎は印象的。

登場人物全員、行動や言動が全て狂ってんなあ。って思って観てたら、
終盤はもう一眼見て「あ、狂人」と分かる
狂いの極が登場します。

3時間たっぷり地獄と戦争の無意味さ、
男たちの闇を楽しめます。
ucandoit

ucandoitの感想・評価

5.0
いつか観なくてはと思っていた1979年のコッポラ作品をアマゾンプライムで。
前線で壊れていく人達、死んでいく人達。
仕掛ける軍需産業、ランドコーポレーション、ウォーリストリート。
戦況を偽り更に若者をベトナムに送り込み両軍に多大な犠牲を強いたホワイトハウス。
スピルバーグの「ペンタゴン・ペーパー」のテーマでした。
こいつらは皆本国でぬくぬくとしています。
本当に狂ってる連中。
戦争の現場は本当に地獄だ。
マーロン・ブランド登場から一気に話が展開します。
ボソボソと、しかし凄まじいまでの存在感です。
辛くて(長いしw)もう一度観たいとは思わないが観て損はなかった。
戦争だけがテーマでは無い。
19世紀のジョセフ・コンラッドの『闇の奥』が原作。
西洋文明と異文化(原作ではアフリカだしこの作品も最後はカンボジア)の闇、人間の心の闇を描いた文学映画。
若い頃のマーティン・シーンを初めて見ました。
息子より美男子ですね(息子はやはりベトナム戦争の代表「プラトゥーン」ですね)。
ドアーズとワグナー。




備忘録:ネタバレ注意(ネタバレサイトに加筆)

カーツ大佐(マーロン・ブランド)
優秀な軍人だったが、ベトナム戦争に関わるうちに精神に変化を来たし、出世の道を捨てて特殊部隊入りする。そしてベトナムからカンボジアにかけて自分の王国を作り、米軍に対抗する。戦死願望。牛の生贄。
ウィラード大尉(マーティン・シーン)
カーツ大佐の暗殺を言い渡された米軍将校。空挺部隊。単独での作戦行動が多く、CIAの作戦にも協力している。戦争後遺症で、戦地から帰国しても平穏な生活に飽き足らず、妻とも離婚。戦地のジャングルが恋しくなりベトナムに戻って来た。有名な濁った川からギョロ目で出てくるシーンが印象的。
フォト・ジャーナリスト(デニス・ホッパー)
カーツの王国に住み着いているアメリカ人フォト・ジャーナリスト。カーツを盲信。
キルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)
ヘリコプター部隊の部隊長。戦場では砲弾を避けようともしない。サーフィンのポイントを確保するために沿岸の敵基地を攻撃したり、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を大音量で流しながらヘリ部隊を突撃させたりと、奇行が目立つ。
シェフ(フレデリック・フォレスト)
ニューオリンズで調理師の修行をしていた、ソース作りの職人。ウィラードと共にカーツの王国にたどり着くが、最後は無残な殺され方をする。
チーフ(アルバート・ホール)
哨戒艇の兵士たちのリーダー的存在。原住民に襲われた際に、「お前のせいだ!」と言ってウィラードを罵り、その直後、原住民の投げた槍が背中から胸を貫通し、死亡。死ぬ間際、ウィラードを道連れにしようとするが、ウィラードの抵抗によって息を引き取る。
ランス(サム・ボトムズ)
元は有名なプロサーファー。ウィラードは最初彼のことを「銃を撃てるような顔ではない」と言っていたが、戦地の異常な環境に徐々に同化していき、ついには敵兵に向けて銃を乱射するようになる。カーツの影響を受け、彼の「信者」になるが、最後はウィラードに連れ戻される。自らもサーフィンをするキルゴア中佐は、ランスのファンだった。
コーマン将軍(G・D・スプラドリン)
ウィラードにカーツ暗殺の任務を言い渡す。
ルーカス大佐(ハリソン・フォード)
コーマン将軍の側近で、情報司令部に出頭したウィラードを招き入れる。ウィラードに任務を伝えようとしたとき、急に滑舌が悪くなる。
knA

knAの感想・評価

3.6
学生時代に観てあまりの長さに断念した為再鑑賞。
ウキウキ戦争映画感の前半からマッドな後半へ。
すっ凄げぇ。としかもう言いようがない。
こーん

こーんの感想・評価

4.5
これぞ映画!
酸

酸の感想・評価

3.8
完全版じゃないと思ってたら完全版だった
maikakw

maikakwの感想・評価

4.0
後半の明暗がカラヴァッジョ的。
>|