ジャック・ロジエ監督の1958年のモノクロ短編(22分)
冒頭からラテンなMusicに乗せて、Tシャツ&ジーンズの二人のメンズが、海岸通りをVespa 2台で流すという夏らしいシーンで惹き込みます。
夏のヴァカンス期のカンヌの海岸通り。
この二人のメンズ(旅行客なのか、地元民なのか不明)がVespaに乗って毎日ナンパに励むというだけのお話です。笑
白T君とボーダーT君の二人。
白Tが日本のオッサン下着風なのが気になるのと、ジーンズに裸足でいるのが暑苦しい感じもしますが(ショーツ、トランクス、水着姿は出てこない)、タイトルがブルージーンズなんで、そりゃそうか。笑
二人は金もなく、ナンパした女子を乗せた2台のVespaでガソリン入れた後、金が払えず1台をGSに預けなくてはならなくなり、1台のVespaに4人乗りしちゃったり、友人が停めた車のラジオの音楽で夜の海岸で女子とダンスしたりと、微笑ましい。
Vespaというとイタリアのイメージでしたが、当時はフランスでもACMA Vespaというのが製造されてたようです。
冒頭から流れるテーマソング的な曲を調べてみると、
キューバのOrquesta Sensacion(オルケスタ・センサシオン)の"Cero Codazos"という曲でした。
「チャチャチャ」というジャンルになるのかな。最高です。
https://youtu.be/p8iLC6Au9j4
短編はここに出てるDVD-BOXに収められてるようですね。(現在は入手困難orバカ高)
輸入DVDで見ました。