1992年 アメリカ 監督マーティン・ブレスト
キャスト:アル・パチーノ、クリス・オドネル、ガブリエル・アンウォー
つくづく、映画の良さがわかります。
また、泣きました。涙も色々ありますが、今日は感動です。すごい。
友人の校長に対するいたずらを目撃した
チャーリー(クリス・オドネル)は、ハーバード大学入学を引き換えに、その犯人の名を自白するよう迫られます。期限は週明け。
週末のバイトは盲人の軍人フランク(アル・パチーノ)の世話でした。このフランクは失明したことで自分を失い、自分だけの世界に閉じこもっていて、人の言うことを全く聞かない変人でした。チャーリーは散々無理難題を押し付けられ、いやがらせをされた後、ニューヨークまで連れて行かれることになりますが、しだいに、フランクの魅了がわかってきます。
そして、この出会いが、フランクに諦めていた自分を取り戻させることになります。
アル・パチーノは大好きな俳優の一人で、最近の脇役の映画は何本か観ていましたが、主演の映画はこの映画あたりから観ていませんでした。実は映画自体を観なくなり始めた頃です。
こんないい映画を見逃していたのかと反省しきりですが、よくよく考えれば、案外、今だからわかるところもあったのかもしれないとも思うのです。
しかし、観てない人は絶対に観るべきです。アル・パチーノがアカデミー賞に値する最高の演技を見せてくれます。
映画とは、実に「縁」なのだと、この頃思います。どういうタイミングで出会うのか、それが非常に大事です。この映画に出会えたことを感謝します。
#2022-31