フゥーアー
アル・パチーノ演じる中佐の魅力にどんどんグ惹かれていく作品。
盲目を上手く演じているのではなく、盲目だが人間味のあるキャラクターを見事に作り上げている。
毒舌だがとても紳士で、でも人生への生きる気力を失ってしまっている中佐。
長時間の作品だが全く気にならない。
やはりキャラクターに魅力があるともっと見ていたいという気持ちが働くのであろう。
クリス・オドネルの演技は少しイマイチに感じる場面はあったが、高校生なので実際あんなもんかなと納得させました。
たった数日だが彼等2人の絆があるからこそ、ラストの演説はグッとくる。
余計なくさいセリフを互いに言わないのがイイですね。