髙田由美

セント・オブ・ウーマン/夢の香りの髙田由美のレビュー・感想・評価

4.0
テンポと雰囲気がよく、グイグイ引き込まれる映画。ちょっと長めだけど長く感じない。

アル・パチーノの魅力と演技のおかげで、少佐がとても魅力的な人に思えてしまうけど、冷静に考えたらとんでもない迷惑おじさん。
最後の演説も、結果が良かったから救われるけど、更に悪い事態になっていてもおかしくない。
運悪く悪戯を目撃しただけなのに退学とか言われるし、友達ろくな奴いないし、バイトしようと思えばバイト代約3万円に見合わないハードワーク。ある意味命がけ。チャーリーどんだけついてない奴なの…。かといって怒りや不満の感情をそんなに抱いていないようだし。人が良すぎて彼の将来が心配だ。
髙田由美

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