このレビューはネタバレを含みます
いじめを題材にした映画だけど、被害者の生徒は既にいなくて、残された生徒たちに1人の先生が言葉や行動で伝えていく。
こういうアプローチの作品は珍しいと思う。威圧や暴力で解決しないで、落ち着いてただ淡々と、それでいて揺るがない信念の元に行動して、伝えていく。
村内先生と石野先生の対比⁉︎もわかりやすいし、記事以外マスコミも出てこないし何が大事で、どうやったら伝わるのか考えて作られている。
生徒役の俳優も演技派揃いで、この時代にこの演技は凄い!
普通に感動したし、仮に子供が出来ていじめ問題の作品を見せるなら、熱血教師ものよりこの映画。
古い映画だけど、こういう作品かもっと話題になってもいいと思う。洋画だとガール•ライク•ハーとか。
原作も読んでみようと思います。