テリー・ギリアム監督の出世作。(というか原点?)
ファンタジー作品ながらモンティ・パイソンらしいシニカルな笑いもあって大人でも十分楽しめる。
『空想やファンタジーの素晴らしさ』が作品の前面に出ており、『くだらない現実だからこそ、ファンタジーの世界が生きていく上での救いになる』というメッセージを感じた。
私の様な精神年齢が小学生レベルのおじさんにとってはすげー共感できる…(^_^;)
R2-D2役でお馴染みのケニー・ベイカーをはじめ、ジャワ族やイウォーク族を演じていたいわゆる”ドワーフ俳優”たちがオールキャストで出演。
彼らのコミカルな演技を観ているだけでも楽しい。
しかもS・コネリーまで出ていたり、主題歌を元ビートルズのジョージ・ハリスンが担当していたりと何気に豪華。
ラストはビックリする展開だったけど、藤子・F・不二雄でいうところの”SF”(少し不思議)な感じでなかなか良かった。