モールス

青いパパイヤの香りのモールスのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
4.5
フランスの植民地だったこともあり、小中国と言われることもあるベトナムという国。そこに根付いた文化はとても美しく、それを堪能するのに本作は最適と言えるかもしれません。
その文化は衣類や、調度品の精巧さによく表れてましたね。ベトナム人は手先が器用と言われてますが、本当にそう感じました。
トラン・アン・ユン監督の人物描写も面白いものがありました。日常の子供がやりそうな言動…。例えば好きな女の子に意地悪するなど。大人になってからの主人公ムイのパパイヤを切った後の過去への回顧など、小さな出来事を上手に表現してましたね☆
「美」というものを意識させてくれた芸術的な作品ですよ(^^)v
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