「俺は撃っただけ。
…銃弾が殺した。」
人混みの中、ジェイソン・ステイサムが歩いてきました。彼を意識してか、トム・クルーズも少し遅い速度で歩いてきます。
2人はとある所でぶつかると、鞄を取り替えて、すれ違いました。
マックスは大きな鞄を助手席に乗せると、タクシーを走らせます。
検察の女性が携帯で話しながら、タクシーに乗り込みます。ダウンタウンへ行くその女性アニーと近い路について賭けをすることになりました。
トム・クルーズが最強の暗殺者に扮するクライム・サスペンス映画です。
暗殺者と、ひょんなことから巻き込まれてしまったタクシーの運転手のストーリーです。
マイケル・マン監督のことは好きです。
私はラブストーリーは苦手ですが、一番お気に入りのラブストーリーを聞かれたら、マイケル・マン監督のラスト・オブ・モヒカンと答えています。
静かなシーンの中に、情熱が見られる描写に惹かれます。
この映画も、静かな雰囲気で大人のイメージがあるので、激しいアクションを好きな方には退屈に感じられる方も多いかもしれませんが、私はその大人な雰囲気が好きです。
軽いアクション映画というだけでなく、台詞の其処彼処に、キャラクターの生き方が出ている台詞が良い映画です。
「俺を殺して、違うのを拾え。」
…ジェイミー・フォックスの、もう俺本当に嫌。っていう表情が良いです。