娘が生まれたのをきっかけにビデオ撮影にはまり、小さなファインダーからしか世の中が見えなくなり、大切なことを失ってしまった話。キエシロフスキの長編2作目。映画制作と共産党の検閲についての寓話。
とぼけ…
8mmカメラを買った工場勤めのおっさんが映像制作にのめり込んで気付いたら色々と失う悲喜劇。『傷跡』で広報部長みたいな役やってた人が主人公。
田舎のおっさんの話がカメラを向けることの加害性、明らかに前…
世界中の母はこの映画を平常な心で見ることができる?笑
私は結婚も出産もしていないけれどそんなようなことを考えてしまい、この映画に集中するのがむずかしかった。
イライラさせながらもキェシロフスキのユ…
クシシュトフ・キエシロフスキー監督作。
妻・イルカと生まれたばかりの娘と暮らす工員フィリップが、8ミリカメラを手に入れたことをきっかけに映画作りに没頭していく様子を描いたドラマ。
映画作りが原因で…
表現を抑圧するものとして権力があり、ここではその権力は工場の上部となる。そして、その権力に対抗するものとして労働者が存在する。権力に抗い理想の表現を実現することに対して、権力に従った表現が対置される…
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