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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱のmalのレビュー・感想・評価

4.0
清朝末期の広州が舞台。
外国人排斥主義の白蓮教が街を席巻。
それを抑える清朝、そして革命を目指すの孫文らの騒動や抗争に カンフーの達人ウォン・フェイフォン一行が巻き込まれる。


ワンチャイ2作目。

これを最高傑作という人も多いらしく、評価が高かったので1を観ずに本作を視聴。

面白かった!1を観なくても楽しめました!

単純にカンフーアクションが最高なのもありますが、ストーリーもいい!

アクション映画にありがちな、取ってつけたようなストーリーではなく、白蓮教、清朝廷、革命派の三つの派閥が絡み合うプロットがスムーズにまとまっています。

テンポもよく、コメディ要素もあって飽きません。


肝心のカンフーアクションは、今まで観た映画の中でも個人的に歴代最高です。

どのシーンもすごく魅せてきますし、スピード感抜群!

特に白蓮教のクン大師との戦いでは演出の妙が光ります。


そしてウォン・フェイフォンの弟子であるフゥ演じるモク・シウチンさんがイケメン。

ヒロインのロザムンド・クワンさんもかわいい。

ジェット・リーさんはカンフーが最高。(笑)


これは『ジョン・ウィック』でも思いましたが、動物を殺す、それだけでとりあえず悪者ってわかりますよね。この演出効果って絶大。

人をバンバンやるのより、一匹の犬!
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