『シェルタリング・スカイ』(The Sheltering Sky)
原作者も酷評した作品だけど捨てがたい魅力がある。
「戦後初の観光客(ツーリスト)だな」
「観光客じゃない。私たちは旅行家(トラ…
今年亡くなった坂本龍一さんのアルバム『acync』の8曲目〝fullmoon〟に、本作の末尾で原作者のポール・ボウルズが語っている「あと何回満月を眺めることがあるだろう」という台詞がサンプリングされ…
>>続きを読む映像美としてはさすがイタリア人、オシャレで過剰でバリ感。
でもね。面白くないのよね。なんとなくセックス、なんとなく政治的。龍一の曲もなんとなく。
ラストエンペラーの最後とか素晴らしく叙情的だったのに…
ベルナルド・ベルトルッチ監督作品ということで鑑賞してみたが、正直少し退屈に感じてしまった。サハラ砂漠の美しさ、アフリカ大陸特有のリズム感や空気感は見事であったが、肝心のストーリーにはイマイチ興味が持…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【この青空の向こうは
漆黒の闇…
空が守ってくれているって
教えてくれる】
人生は短い、ってゆうけれど
長い映画。
138分。
美しい太陽の光✨
広大で壮観な砂漠の景色
影絵の…
これはいつか劇場で観たい作品。3人の「旅」の物語であり旅の本質について考えさせられる。
最初にtouristとtravelerの違いについて語られる場面がもう既に粋だな〜と思わせるような会話劇があり…
この映画はあれだ。
坂本龍一のサントラが流れた時点ですでに完結している。
映収録30分前に作り替えたと思えないほど美しいこのサントラが見事なまでに良い。
"人生を左右したかもしれない子供の時の…
このレビューはネタバレを含みます
絶対に?欧米圏にはない
テントの中の風景
太鼓の音
そのテンポに
すごいかき混ぜられて。
その周りの
現地の音と音楽の絡まりが好きというか印象に残って、なにより、あの、体を解いていくような(ある…
封切り以来の再見。
学生だったあの頃と、違った受け止め方をできるかな、と思ったけれど、それほど大きな変化はなかったのでした。
坂本龍一が亡くなるまで連載していた新潮の『ぼくはあと何回、満月を見るだ…