このレビューはネタバレを含みます
同監督の「偽りなき者」が胸に刺さったので鑑賞。
うーん、重い。辛い。
兄貴も弟も、「光のほうへ」というより「闇に向かって」って感じじゃないか。
なぜそんな生き方を選ぶ?
我が子が大事なら別の道を選べなかったのか?
もどかしい、やりきれない。
思いがけない場所での兄弟の再会。
瞬間交わす笑顔と笑顔。
ほっこりさせられるシーン。
それだけに、その後の悲劇が切ない。
ようやく希望の光のほうに向かって歩き出したかに見えるラスト。
これで少しだけ、気持ちが救われた。
この監督の作品、クセになる。また観るかも。