ピッコロ

ドラゴンボール EVOLUTIONのピッコロのレビュー・感想・評価

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)
2.0
KA・ME・HA・ME・HA

ある日の朝、日本に衝撃的なニュースが舞い込んできた。
「ドラゴンボールが実写化される。」
正直言って、めちゃくちゃテンションが上がった。
配給が20世紀FOX、SWがEP3で終わるので、代わりとなるシリーズになるらしい。これは、期待せずにはいられない。
だが、このニュースが流れてから、一向に映画が公開されないし悪い噂ばかり入ってくる。どうやら試写の段階で不評であるため、お蔵入りになるという。今、考えるとこの噂、本当だったんじゃないかと思ってしまう。そんな、実写映画を当時の自分は、どうかしてたのか先行上映で観に行ってしまった。観客は、自分を合わせて5人くらい。大丈夫か。この映画。
その予感は見事に当たり、何の感情も無く映画館を後にした。

監督は、「ファイナル・デスティネーション」のジェームズ・ウォン。
あの映画は、まあまあ好きだったがドラゴンボールの監督は、もっと大物がくると予想してたので不安で仕方がなかった。
案の定、散々な出来でガッカリ。

ただ、この映画のおかげで、鳥山先生がやる気を出してくれて今のドラゴンボール新シリーズがある。実写版が酷い出来で地に落ちたドラゴンボールを原作者としての意地で再び復活させてくれたのだ。

実写映画の脚本家がファンに謝罪してしまうぐらい、ダメダメな映画だけど、ドラゴンボールとして見なければ普通に面白くない映画。自分たちファンが望んだのは、普通の映画ではなく、あの迫力ある戦闘シーンが実写で見れること。そこだけ、シッカリしてくれれば多少のことには目をつぶるけど、そこも出来てないからトホホである。

そんな実写版の物語は、ドラゴンボールを探しながらピッコロ大魔王を倒すお話。

では、気になった点をいくつか書いておきます。

ピッコロ大魔王の弟子は大猿。はぁ?
悟空は強くなりたいよりも女の子にモテタイ。はぁ?
悟空は学校に通っている。はぁ?
悟空はチチに夢中でデレデレしている。はぁ?
ブルマがドラゴンボールのことを知らない。はぁ?
ホイポイカプセルが出てこない。はぁ?
亀仙人がエロくない。はぁ?
ヤムチャが、ただのチャラ男。はぁ?
ウミガメ、ウーロン、プーアルがいない。はぁ?
クリリンがいない。はぁ?
かめはめ波がサイコクラッシャー。はぁ?
はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

この映画を、人生で2回も観ることになるなんて。
フィルマークスめっ。

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