BOB

いつか晴れた日にのBOBのレビュー・感想・評価

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)
3.8
イギリスの女流作家ジェーン・オースティンの小説を、エマ・トンプソンが脚色し映画化。

貴族の父親に先立たれ、女家族となってしまったダッシュウッド家。長女と次女が恋した相手に翻弄される。

"Sense and Sensibility"

対照的な姉妹のキャラクターが興味深かった。分別があり控えめな長女エレナ(エマ・トンプソン)と、情熱的でロマンチストの次女マリアン(ケイト・ウィンスレット)。お互いに支え合えながら、逞しく生きる姿に胸が熱くなる。

昔ながらのイギリス文化を堪能。美しい田園風景、衣装、ブリティッシュ英語、おしゃべり好きなご婦人方。ツリーハウスが羨ましい。

当時の社会構造上の問題が大きいが、貴族の男はやりたい放題だな。

『ハリー・ポッター』ってイギリス人俳優のオールスターキャストだったんだと改めて思った。

468
BOB

BOB