ジェイン・オースティン 原作「分別と多感」を
「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督で映画化。
主演&脚本のエマ・トンプソンがアカデミー賞最優秀脚色賞。
英国貴族の暮らしぶりを見ているだけで 優雅な気分のお裾分け。
「タイタニック」前のケイト・ウィンスレットの美しさ!
彼女とエマ・トンプソン 2人の恋の向き合い方が対照的。
父親が亡くなりダッシュウッド家の屋敷を受け継いだ兄ジョンとケチな嫁ファニー。
この時代には女性には相続権がなく
主が亡くなると妻も娘たちも追い出される慣習に唖然とする。
いつでも理性を忘れない長女エリノア(エマ・トンプソン)。
情熱的な次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)。
まだ幼さの残る三女マーガレット。
母親と3人姉妹はお屋敷を離れる事になり
田舎の叔父のコテージに住む事になる。
美しく知性も備わっている 年頃の上の娘たちには
恋のお相手も現れる。
衣装に着られてる感のエドワード(ヒュー・グラント)は ファニーの弟。
マリアンヌに恋するブランドン大佐(アラン・リックマン)
足をくじいたマリアンヌを助けたウィロビー(グレッグ・ワイズ←エマ・トンプソンの夫)は白馬の王子様的だけど···
姉妹の恋と結婚相手探しの行方は!?
恋をして泣いて笑って修羅場も乗り越えて
「分別」のエリノアが感情そのままを表した後のラストは
この上ないハッピーエンドで
わたしもと〜っても嬉しかった!
ウィロビーが丘の上から見守っていたのも◎!
彼の複雑だった心境も知る事ができたこの場面があったのも良かった。