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永遠のこどもたちのiceblueのレビュー・感想・評価

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)
4.2
障害のある子供たちを養育していた元孤児院の古い洋館が舞台。お屋敷好きにはたまらないゾクゾクが…。
怖い要素が色々。きしむ扉や廊下。古びた小屋や道具。海辺の洞窟。そして見えない友達の話をする息子。怪しげな訪問者。顔を隠した子供。そしてあの‘だるまさん転んだ’…。
観るものを脅かすというより気配が怖いという感じ。きちんとしたストーリーがあって、展開も飽きさせない。
ジェラルディン・チャップリンが霊媒師の役で雰囲気出てます。「あまりにも悲惨な出来事は時として痕跡を残していく。それは残響のように、誰かが気づいてくれるまで叫び続ける」…ああ、なんて小説のようなセリフ!
母の強い愛と、悲しみをたたえたホラーというところが奥行きがあって気に入りました。日本人の情緒に響くと思える作品。