かめさん

永遠のこどもたちのかめさんのレビュー・感想・評価

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)
3.9
「怪物はささやく」のフアン・アントニオ・バヨナ (J・A・バヨーナ)監督作品。『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ、プロデューサー。スペイン発のホラー映画。『美しすぎる母』のベレン・ルエダ、『クライムタイム』のジェラルディン・チャップリン、『宮廷画家ゴヤは見た』のマベル・リベラ主演映画。

ORFANATO=孤児院、母の愛、たとえお腹を痛めてなくても。

緻密な人物描写は単純なホラー映画とは一線を画し、母親の深く強い愛をサスペンスフルに描いている。

孤児院で育ったラウラ(ベレン・ルエダ)は、長らく閉鎖されていたその孤児院を買い取り、障害を持つ子どもたちのホームとして再建しようと夫のカルロス(フェルナンド・カヨ)、息子のシモン(ロジェール・プリンセプ)とともに移り住んでいた。だが、シモンは遊び相手のいない寂しさから空想上の友だちを作って遊ぶようになり、その姿にラウラは不安を覚える。そして入園希望者を集めたパーティーの日、シモンはこつ然と姿を消してしまい…
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