マルサの女2の作品情報・感想・評価

「マルサの女2」に投稿された感想・評価

観出すとついつい観てしまう。

このレビューはネタバレを含みます

 今回は宗教法人を隠れ蓑にした地上げ屋たちの脱税に攻め込む話。

 宗教団体にヤクザに政治家に斬り込むというモチーフからして凄いです。序盤はカタキ役である地上げ屋が狙った物件の立ち退きをさせようと一般市民を24時間電話攻撃したり、騒音を起こしたり、ドーベルマンを放し飼いにしたり、子どもが通う幼稚園にまで現れたり、果てはトラックで突っ込んだり無茶苦茶していく様子が描かれます。あんなことされたら性も根も尽き果ててしまうようなしつこさ。
 マルサが地道に捜査して脱税をする地上げ屋たちに挑んで活躍するというより、むしろ地上げ屋たちが前面に出ている映画で見てて怖くなる内容でした。

 1作目よりエンタメ性を保ちつつ社会的なメッセージ色が強くなっている印象でした。
 自分の手は汚さずに若い人に押し付けてトカゲのしっぽきりをするという日本人の強欲っぷりが見ててムカムカする展開でした。
 そしていかに悪が強大で手の付けられない相手だったのかを思い知らされておしまいという現実を突きつけられてへこんでしまう映画でもありました。そのためカタルシスを得られず落ち込んだままの気持ちになりました。
1に引き続きコチラもかなり見応えがあります。

ホント悪役が素晴らしいんです。ボス格はもちろん、下っ端の隅々までそこそこ優秀なのが最高です。変に出来損ないキャラの部下がチョケて時間稼ぎに逃げる、しょうもない作品が数多ありますが、やはり有能な人物が多いほうが、重厚な出来映えになるし、それを実現してるのが伊丹監督の取材力だと思うんですよね。めちゃくちゃ細かく行き届いてる。

ボスですら国家単位でみればトカゲの尻尾に過ぎないという衝撃的なラストも、最高に後味悪くて僕は好きです!
ChihiroM

ChihiroMの感想・評価

3.9
こっちもおもしろかった
けど1の方が(特に山崎努が)好きだったなぁ
最後がふわっとしてたのもあり…いつかもう1回観よう
DVDのカバーイラストかわいいな
粉雪

粉雪の感想・評価

3.0
これも見ましたね。一番覚えてるのは、加藤治子さんの見事なバスト。失礼ながらあのお年で、作り物じゃないよね?と見とれたもの。どこかのコラムで同じような事を書いている人がいたので、同感の人、多数だったのでは?と思っている。
Masataro

Masataroの感想・評価

4.6
前作同様面白い。

面白さはキャスティングに尽きる!

ジャニーズ使ったりアイドル使ったりせずに、脚本を忠実に再現できる役者をまさに適材適所。

しかしながら、ラストが不満でした。フワッとした終わり方でしたが、ここはメスを入れ切った映像をしっかりと表現しきった方が良いように思いました。

個人的には津川雅彦さんの全盛期と思える作品です。
課長は丹波哲郎じゃない方が良かったかな。
大地康雄は最高。本当に国税局にいそうです。

三國連太郎は本物笑
踏み込まれても黄身は食うところとか最高笑
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