ジョニー・トー監督、お得意の男の映画。
香港電影というと『少林サッカー』など奇想天外、荒唐無稽、ワイヤーアクション、も楽しいです。
が、フィルム・ノワール的、渋い、男の友情びしびしのこんな映画もありました。
香港黒社会(やくざ)のボスのボディ・ガードに集められた5人の男。
個性と友情の描き方がとても丁寧です。
だんだん結束していく様子が台詞に頼らず表情やちょっとしたいたずらで緊張感の中にもほほえましく描かれています。
「悪役専門御三家」と思っていた、フランシス・ン、ロイ・チョン、アンソニー・ウォンのクールでかっこいい~~~面がみられて
良かったです。
音楽もシンプルですが、耳に残るメロディで雰囲気にあっていました。
『男たちの挽歌』より好きです。