「1961年ガガーリンの宇宙初飛行!」
にスポットを当てる訳ではなく、
その前段で宇宙飛行士を脇で支える医者ダニエルと、その家族や仲間たちの人間ドラマを描いた作品。
なのでSFを期待すると的外れな感じかと思います。
国家の発展の為に若者の命を犠牲にする、、
ダニエルも、その妻ニーナもその考えに納得出来ず、ニーナはダニエルが計画から外れることを願う。
ダニエルの苦悩、、
ニーナの苦悩、、
やがて2人の気持ちはすれ違っていく、、
ニーナ役はチュルパンハマートバ。
彼女のお姿を見るのは「ツバル」以来でしたが、大人になってもその魅力は褪せることなく、とてもとても可愛らしいです。
この作品において彼女の存在はとても重要。
とても重く暗い空気を持つ作品の中、彼女だけが違う空気を持っていて光を差し伸べている感じ。
とても見応えのある素晴らしい作品でした。