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「カジュアリティーズ」に投稿された感想・評価

marinA

marinAの感想・評価

3.0
ベトナム戦争の授業で観た
絶対自分じゃ観なかったと思う
ショーンペンがすごかった
すごすぎて本当に嫌だった
人間こんな醜くなれるのかと衝撃だった
shiho

shihoの感想・評価

3.8
ベトナム戦争に派遣されたアメリカ兵の、実話を元にした戦争犯罪の話。兵士によるベトナム少女強姦·殺人に加担せずに、告発する主人公がカッコイイ。
戦地のクソゴミ野郎達は、素からクソなの?環境がそうさせるの?半分くらい胸糞悪い系。
Batmanv

Batmanvの感想・評価

3.4
自分が主人公と同じ立場だった場合、彼のように行動できるのか?と考えましたね。
sima

simaの感想・評価

3.0
ファイル⑤
マイケルとショーンペーン二人の主人公。役柄と同様実際に仲が悪いという触れ込みも話題に。マイケルはBTFでアイドル的な人気だったがココでガチの演技を見せて再評価された作品。
マイケル・J・フォックス主演の戦争映画。
ベトナム戦争下で現地女性を強姦しようとする仲間達を正義感からまっすぐ立ち向かう主人公がとても似合っていてハンサム度もBTTFより増して見えた。
戦争映画でもかなり陰鬱だがエンリオモリコーネの劇伴が哀愁漂わせていてまた良い

しかもショーン・ペンにジョン・C・ライリーにジョンレグイザモと今活躍してる俳優の若い頃が沢山見れるという意味でも貴重!
もっと注目されてもいいのにそこまで知名度がないのはやはり扱ってるテーマ故なのか…。
監督も実はブライアン・デ・パルマ(笑)
アイアムサムとの落差よ。
みんと

みんとの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

デパルマ監督の描く戦争映画。

観終わった後に、改めて考えさせられる「Casualties of war」という題名の真意。

・強姦され、そして殺害された少女。
→本当にこのベトナム人少女役の方の演技が素晴らしかった。言うまでもなく。
また、「アジア人はクソだ。ウジ虫だ。」的な言葉が、私には何だかとても重い言葉に感じた。やはり戦争や人種問題の闇は常に深いのだと。

・強姦・殺人をしたとは言え、国に戦場に行かされ精神が崩壊したミザーブ軍曹、クラーク伍長、ハッチャー上等兵
・保身に走るしかなかったディアズ上等兵
・そして、少女を救えなかった後悔と復讐に怯える日々を強いられ、最初に空洞に落ちた時と同じように最終的に負けてしまったエリクソン上等兵。
→もちろんベトナムの少女を強姦し殺害し、その後も自分達の行いを正当化した彼らのことは決して許せない。しかし、軍法会議のシーンや、罪のない少女の命を奪った人が無罪になったという事実に、なんだか無性に腹が立った。戦場で平常心や日常を奪われた彼らを責めておきながら、最後まで正義・良心・倫理観を貫き通した主人公を報いなかった国に。
JFK暗殺、陰謀、ベトナム戦争などでいかに当時のアメリカ政府が国民を心身共に乱したかがよく分かる。まさに、「30歳以上を信じるな。」の時代。

つまり、題名が「Casualty」ではなく「Casualties」であるのは、ベトナム人少女のような戦争犯罪による「犠牲者」だけではなく、戦争による「犠牲者」は無数にいるのだということ。




ベトナム戦争映画お決まりの、精神が崩壊するシーン。本作でもその描写が非常にわかりやすく、そして奇妙に描かれていた。
全体を通して、カメラワーク、セリフ、演技、音楽による演出、ラストシーンなど、非常にわかりやすく描かれている。言ってしまえば逸脱したストーリーもない。しかしその分、ちゃんとダイレクトに内容が入ってくる映画だと感じた。

マイケル・J・フォックスがバックトゥザフューチャーの時とは打って変わった迫真の演技を見せた、「俺は一緒には行けないんだ。早くひとりで行け。」と少女に泣きながら逃げるように促すシーンは忘れられない。5人のそれぞれの演技から、戦争についてだけではなく、人間の正義や良心や倫理観についても考えさせられた。自分の命が侵される可能性がある中、人間としての倫理観や、自分の正義や良心を貫くことは出来るのか。
事実を元に作られた、あまりにも惨たらしい戦争の恐怖
狂った正義と真っ当な正義がぶつかり合う…


1966年、ベトナム。アメリカ兵エリクソンの所属する小隊は敵地の偵察任務に就く。そんな中、上官のミザーブ軍曹を筆頭とする4人の兵士が現地の娘を誘拐し、レイプしたあげく射殺するという暴挙に走る。彼女を救うことができなかったエリクソンはその件を軍上層部に報告するが、それが原因でミザーブらから命を狙われることに…


ベトナム戦争を描いた映画だが、本作のメインはダークな人間ドラマが中心となっている
仲間を殺され、戦争によって倫理観がおかしくなったミザーブたちは、その怒りをベトナムの女性をレイプすることで発散し、同時にベトコンへの復讐のつもりで強行していく
そんな中でも、強い正義感を持っていた主人公エリクソンは反対し続け、頑なにレイプすることを拒んだ。

自分たちの行いを正当化して、エリクソンを責めるミザーブたち。戦争によって狂わされた一番の被害者は彼らだろう。しかし、人として間違った行いをしているのは確かであり、戦争から帰っても彼らは変わらなかったかもしれない。それは戦争という狂気の世界で何が正義で何が悪かの判別がつかなくなってしまったからだ。彼らは彼らなりの正義のつもりでレイプを企て、エリクソンに自らの正義感を押し付けようとする。しかし、エリクソンは屈しなかった。
あらすじでわかっているので、ややネタバレにはなるが、レイプされたベトナムの女性は最終的には殺されてしまう。エリクソンは逃げることを考えたが、あっさりとバレてしまい彼女を救うことができなかった。もう少し彼女と逃げて、ミザーブたちから追いかけられるシーンがあった方が良かったのかなとも感じたが、今作はその後の方にテーマを置いている。

女性を救えなかったことを深く後悔するエリクソン。彼は上司や仲間に相談をするが返ってくる答えは『これが戦争だ』の一点張り。しまいにはミザーブたちから証拠隠滅のために命すら狙われる始末。彼はいったいどう決断したのか、そしてラストのシーンでこの映画を全て集約させるセリフがある。彼は最終的にどう救われたのかを是非見てほしい。

役者の演技も素晴らしく、特にショーン・ペンの極悪非道な役は様になっており、さすがとしか言いようがない。また、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスもかなり珍しいシリアスな役を演じているため、意外な一面も見れるなかなか面白い作品でもある。

つまり、今作はデ・パルマ作品の中では今作はなかなか出来が良く、ベトナム戦争の映画中では傑作の一つに値する
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