固そうなタイトルとジャケットのデザインからして、かなりの社会派作品かと思ってたけどぜんぜん違かった。完全真逆の大娯楽作品でした。ただただひたすら楽しいです。
破天荒というか、単純熱血暴力馬鹿刑事のソルギョングのキャラが素敵すぎ。殴る蹴るは基本動作、不法侵入や麻薬所持、収賄。(他にもまだまだやってます)ここまでモラルやマナーとかを一切持ち合わせてないのは嫌悪感を通り越して痛快ですらあります。最後のアレなんて自分で勝手に懲役○○○年!とか決めつけた挙句刑罰も執行しちゃって、もうノリノリ。あれ、後でどんな言い訳したんでしょうか。
ソルギョングの魅力に圧倒されっぱなしですが、若いユヘジンがナイフの達人で登場してて嬉しくなります。15年以上前の映画なのにこの人ほとんど見た目変化なし。ナイフの使い手らしい独特の見解で捜査にヒントをくれますが、ちょっと何言ってんのかわかりませんでした。
毎回同じことを思ってしまうけど、またここでも知らないソルギョングを見れて嬉しい限り。