確かにサッカーをこのように映すのを見たことがない。バスが素晴らしい。夜がうまい。雨もうまい。そのバスや映画館などカウリスマキ的なショット(カウリスマキがヴェンダース的なのかもしれないがどちらでも良い…
>>続きを読む私こそがアメリカ的なものという名のゴールポストにもっとも近いのだと言わんばかりのおこがましさと、目の前で名も知らぬ他者に出し抜かれる(すなわち「自分に成り代わって」アメリカを守りぬかれる)恥の上塗り…
>>続きを読むなんかトロ過ぎてよーわかんねーがきもちいーなーって感じだったけど、やっぱり最初にカメラが試合を右へ左へ追っていくことと、最後のゴールキーパーはその時が来るまでフォーカスされず右往左往する存在云々的な…
>>続きを読む窓外を見やる主人公のカットの後に窓が映され、その窓外には主人公が現れる。そのように一度のみの殺人の後でも宙吊りにされる感覚が続いていく。横移動されるカメラやショットは常に最高。後半ちょっときつい…。…
>>続きを読む重要な試合で敵のオフサイドを決め込んでゴールを許し、審判に猛抗議して退場になったプロサッカー選手(ゴールキーパー)のヨーゼフ・ブロッホは、行きつけの映画館で受付嬢に声をかけ、彼女の自宅で一夜を共にし…
>>続きを読むやはりこれは眠ります。
ヴィムヴェンダースもペーターハントケもベルリン天使も知らなかったハタチの頃、ジャケのみでレンタルして挑戦するも寝落ち。
数年前にふと思い出してDVDだけ買って観てなかったや…
このレビューはネタバレを含みます
ヴィム・ヴェンダースの長編デビュー作。
サッカーの試合途中で退場させられるゴールキーパーの男。そこから男の「ぶらり途中下車の旅」みたいな彷徨がはじまる。
なんら明確な目的を持って行動しているように…