ちぇるごまる

バニラ・スカイのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)
3.5
オリジナル版をリアルタイムで劇場鑑賞。
ハリウッド版の本作は初鑑賞。

親の跡を継いで大手出版社の社長を務める若き主人公。
彼は財力と才能、そしてそのビジュアルから自他ともに認めるモテ男ではあるが、やがて三角関係から交通事故に巻き込まれ、顔面に誰もが思わず目を覆うほどのケガをし人生を狂わせ、次第に夢と現実の区別がつかなくなり混乱していく。
…そして、予想もつかない驚愕のラストが待っている。

本作は、個人的には主人公役をあまりよく知らない俳優が演じていたスペイン版の方がインパクトが強く感じられた。
出演者がトム・クルーズ、キャメロン・ディアス、カート・ラッセル等比較的スクリーンでお目にかかる機会がある俳優陣だからか、言葉で説明しにくいカジュアル感が増していた気がする。
よく出来た脚本だが、やっぱりタイトルは「オープン・ユア・アイズ」の方があらゆる意味でしっくりくると思った。
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