このレビューはネタバレを含みます
なんとも怖い話。ザ・SFという感じ。
初めは理解できず話が進んでいくのを追っているだけだったのが最後にかけて困惑し、最後まできて恐ろしくなる。そして、悲しい。
とは言え、正直に言って、女からしたら自業自得とも言える。
セフレの相手を好きな女性が出てきた途端「ストーカー」扱い。セフレと友達に話していることより突っ込みたい部分。いかにもロマンチックな会話、ふたりだけの会話のような演出なのだけれど、女としては腹立たしい。
それにしても、ティルダ・スウィントンの未来感は本当にすごい。彼女がいるだけで一気にSF度が増し、不思議な空間になる。
ちょっとテリー・ギリアムの世界観と重なる部分があるように感じた。