小説を読まずに鑑賞。
劇場で観ればよかったと後悔しました。非常に良良良サスペンスでした。
ストーリーが複雑に絡まりあっているのが徐々に徐々に紐解かれていく感がとても気持ちいいです。
しかも元々は単純な素朴な事件であったにも関わらず捻れてしまった。
それが引き起こるべくして数年前の事件で逃げることを覚えた加害者、それを教えた教師、たまたま被害者と関わりがあったため出来心を引き起こした容疑者
更には被害者を取り巻く社会環境が葬りさろうした背景
全てが複雑に遠いようで密接に関わりあっていた所に原作者の凄まじいストーリーテラーっぷりが見れます。
登場人物が全員魅力的で、役者も見事なもんです。脇役の黒木メイサでさえ心を掴んできます。ガッキーの上京感も見事。
そして刑事の二人のやりとりもずっとずっと微笑ましいです。
サスペンス要素たっぷりなのにどこかほっこりする要素も多く暗い気持ちにならず見れます。
胸糞とかおどろおどろしい陰鬱なものを求めてる人には合わないと思います。
とにかく終始楽しみました。
色んな感動があります。
中井さんの想い等最後まで素晴らしい芯の通ったストーリーねもあります。
息子に伝えたかったメッセージ。本当に胸打たれるものがあります。
トーリ君年齢的に無理あるかも...ガタイ良すぎ...ってのも笑いどころってことで
とりあえず菅田氏はパーフェクトヒューマンかよってくらいチョイやくでもガンガンオーラ出してきます。
見所がありすぎて困ります。
ぜひぜひ皆さんご覧あれ(ちょっと古いから今更と思われた方すみません)