ぶちょおファンク

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★3.5 終盤★3.5

「死んでいく者のメッセージを受け取るのは生きてる者の義務」

先日までドラマ版の再放送を再見していたので、
映画版も再度チェック。

前半はドラマ版よりミステリの趣きが強めで、
音楽がそれに合わせて少し大げさでウザく感じたのが残念。

ただ後半はいつも通りの“人情”や“親子の絆”という新参者らしい展開で、
自分も加賀恭一郎と同じで亡くなった親父と軋轢があっての諸々の心境やったり、
一見冷たそうやけど実は内は燃えてるタイプの性格なんで、
感情移入してホロっときて色々と考えさせられた…。

ドラマでは山下達郎さんの「街物語」って曲が使われてて
これがめちゃめちゃ沁みんねんけど、
映画ではJUJUやって、曲はええ感じにしんみりできて全然悪くないんですよ、
でも達郎さんやったら涙腺爆発やったな…。

しかしドラマ版ではロン毛の波瑠ちゃんが出てたり、
この映画では桃李くんに山﨑くんに菅田くんが出てて、
まあ他にも今では主役張れる役者陣がまだそれほど有名ではない頃に見出されていて驚き!

ちなみに(加賀の口癖ですが自分もちなみ病(笑)、
東京にある“日本橋”は“にほんばし”と読み、
大阪にある“日本橋”は“にっぽんばし”と読みます。
そして東京の多くの橋のネームプレートには、
例えばにほんばしには“にほんはし”という濁点のない平仮名プレートでして、その理由とは……


2018年54本目(再見)