「最高殊勲夫人」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

3兄弟、3姉妹の1番目同士、2番目同士が結婚し、1番目の姉が3番目同士をくっつけようと策略を立てるが、2人はそれに逆らおうとする…という話。

三女、杏子役の若尾文子が素晴らしく可愛い。


1番目の姉、桃子役の丹阿弥谷津子も良くて、
「キチガ○だけが成功すんのよ、この世の中では」って台詞が痛快だった。


終盤の写真撮るあのシーンが好き。
いろんな人が書いてるけどジャケ写結婚式でマネしたい。

落とし所も明るくて、気軽に楽しめ、元気をもらえる作品。
ジャケ写見て気になった人は見て損はないと思う。

昨日より今日、今日より明日という感じで未来に希望しかない時代の日本の活力というか、生命力みたいなものが登場人物たちにみなぎっていて、
「日本もこういう良い時代があったんだなあ…」と羨ましくなったりもした。
増村保造監督作品。
源氏鶏太の小説の映画化。
1959年当時としては、画期的な軽いタッチのロマンティックコメディ。
キャスティングは素晴らしい。
チラッと東山千栄子が出演しているところにお得感あり。
予定調和ってやっぱり最高。もはやインド映画。オールタイムベストラストカット。



胸キュン
昔は電子的なコミュニケーションが全然なかったからか、デートの誘いや口頭コミュニケーションが気持ちいいくらい動いている。

このレビューはネタバレを含みます

ショートヘアのあややが超可愛いというだけで、もうこの映画は最高なのは決まってるようなもの。バーの喧騒と小声での本音のシーンに胸キュン。
台詞とか時代は言わずもがな良いんですが、イマイチ入り込めなかった
お父さん切ない。やたらとキスしすぎないのが良い。
最高にキュートで、ハッピーな作品に出逢ってしまった。

95分と短い作品ですが、その中には数々の魅力的なシーン、台詞、演技が、宝石箱をブチまけたかのように散らばっている。

特筆すべきはやはり主演のお二人。
クリクリした憎めない眼で憎まれ口を叩く川口浩の軽妙洒脱な演技は、わざとらしさの欠片もなく、まさに白眉の一言。

対する若尾文子。
もう可愛い以外でてこないです。
見目麗しい女優は掃いて捨てるほどいますが、ここまでキュートな役がハマる、そして、演じきれる女性は、一体どれくらい存在するのでしょうか…
裏表がなく、誰に対してもオープンで嫌味のない、最高の女性。
幻想といえばそれまでですが、これが映画の魅力ですよね。夢を見ていいんです。

そして、周りの兄弟姉妹も、なんとまぁステキな役回りだこと!
理想的な男女像を地で行く主演の2人とは対照的な、俗にまみれたリアルな男女のやりとりに、終始笑いが止まりませんでした。

"最高殊勲夫人"
タイトルにもなっているこの台詞の出しどころもたまりません。
そして、ラストの2人の表情。
つらつら書いておいてなんですが、もうこのラストに全てが集約されています。
最高です。最高殊勲終幕です。

Filmarksで存在を知らなければ出会うことも無かったかもしれない作品。
僥倖とはこの事ですね。

400件にも満たないレビュー数…こんな事じゃダメです。
日本、いや、世界中の映画ファンに一度は観て頂きたい、知る人ぞ知る、邦画界のDavid Johnson(Arizona Cardinals)的作品です!!
可愛すぎて照れる。
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