最高殊勲夫人の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「最高殊勲夫人」に投稿された感想・評価

やま

やまの感想・評価

4.1
増村保造監督作品初鑑賞。
このジャケットの可愛らしさに惹かれ、この作品をまず鑑賞してみた。

この監督の製作した映画や、経歴などをみると、エロティックな社会風刺の強い感じなのかなと思いきや。
今作冒頭からいきなりこれから楽しそうな映画が始まる予感がただよう。クレジットの入れ方がpopだし楽しい。

そして内容も面白い。彼女が最終的にどうなるかなんて分かるわけなんだけど、シンプルにそこに行き着くまでが、面白い。ビール6本の話だったり、悔しくてトンカツを早食いしてる女だったり、明日車にはねられるかもしれないのよの後に彼が歌いながら車にはねられてしまうシーンだったり、ザッと考えただけで何度も笑えて、可愛らしいシーンがあったなと。ラストの告白のシーンも良かったんだけど、船越英二さん演じる一郎の姉に対する最後のセリフも良かったなぁと。超えちゃいけない浮気のライン超えそうだったけど、この人いい人なんだろうなぁって感じが凄い良かった。

印象に残るシーンが多いのも、この役者たちの豪華さのおかげもあるんでしょう。みんな演技が上手い。船越英二さんの出演映画多分初めて観たと思うんだけど、すげえいい味出してた。彼の存在がほんとにでかいなぁと。浮気相手のバカそうな女も良かったですね。

初めてこの監督の作品をみたから、まだ彼らしい演出とかに気づけないんだけど、おそらくこの早口で、速いテンポが特徴的なんだろうな。おかげで90分でおさまってるわけだ。長い映画が好きな自分にとっては、まだ楽しみたかったってのは少しある。それだけ夢中でみれる。

こういう映画見た後の気分って最高なんだよね。
げん

げんの感想・評価

5.0
このDVDのジャケットからもう惚れてたんだけど、観終わって完全に大好きになった。
若尾文子と川口浩が素晴らしいのは言うまでもないんだけど、他のキャストがピンポイントで個別の愛らしさを抜群に発揮している。それは台詞や動きだけじゃなく、カットが洗練されてるのでとても際立っていた。

社長夫人の『社長になる人はみんなキチガイよ』が忘れられない。
オープニングクレジット。
スイングの軽快な調べに乗せ、ビルの壁面をキャンバスに見立てたポップさよ。
窓の向こうでは、会社という社会の大したことない権謀術数と言うに及ばない、様々な思惑や恋愛模様が、これから飛び交う事を軽妙に予告している。

作中では"なべ底不況"から"岩戸景気"に沸く能天気な時代。
我々は2020年東京オリンピックを迎えようとしているのに、好景気に程遠い二階から目薬な今日の日本経済。

1959年発の元祖トレンディドラマ。
正直、若尾文子以外誰も好きになれないお気楽さには少々イラっとさせられる。
落語的な人間模様の交錯と言うと聞こえがいいが、これは軽妙というより軽薄だわ。

〜〜〜〜

流石、増村保造の演出満載。

「まだ打つわよ、与那嶺は」なんて嘯きながらキャッチボールに興じる若尾文子様。
前下がり深めのちょいダサのチルデンニットがキュート。
盗聴電話交換手のどアップ。
飲んでおどれるキャバレー・セントルイスの看板持った啞のサンドイッチマンの所作。
満員電車や満員のエレベーターで開けっ広げトーク。
トンカツ屋でやけ食い、まさかのビールプロポーズ。
そして、ロカビリークラブでの運命の絶叫。

この好青年が川口浩探検隊に至るとは驚き。
DVD化よろしく!
いずみ

いずみの感想・評価

4.5
これこそ今よくいうオシャレ映画…なんじゃないの?というくらいめちゃくちゃ面白い。結末が分かってしまうような映画は結末までいかに面白くて奇抜な台詞回しが勝負。それがもう本作は満点。とにかく野々宮杏子扮する若尾文子が可愛すぎるし一見お調子者だけれど素直になれない三原三郎扮する川口浩もとても良い。結婚という女性にも男性にも人生にとって重要となるある意味儀式に対しての内情を描くのが増村保造はとても上手。ラスト、二人がバーでカウンター越しに、お互いがお互いを好きで実は君と結婚したかったと打ち明けたときのバーテンダーをバックにしたカメラの切り返しがとてもストイックな構図になっていた。ラストカットの二人の表情の最高さは言うまでもない。ホークスやワイルダーなどの映画に影響を受けたのかと思われた。4杯目は女の人にむやみに触りたくなって5杯目はホテルに行きたくなる。6杯目は結婚したくなるんじゃない?とかそんな台詞回しがある映画、少なくとも日本映画にあるだろうか?想いを寄せている人が想いを寄せている人がいる場面で片耳に指を突っ込んでカツを貪り食う女子もひたすらに苦笑してしまう。最高。
otom

otomの感想・評価

4.0
お洒落なオープニングからひたすらテンポ良く展開し気持ち良く鑑賞。映画ならではのトンデモ設定をベースに、当たり前の様に男達を手玉に取る新人BG若尾文子はやっぱりお美しい。川口浩のややオーバーな演技も映画に良く合っていた。昭和の丸の内も実に魅力的に描かれている。良作。
凄い。只の縁談ラブコメを諜報のように撮る。
ヒロイン若尾文子が「フリー」だと知れ渡る通勤電車の場面や社員の電話を盗聴する交換手の場面が特に。
最初から解りきった結論を話すバーのシーンは切り返しが妙に色っぽい。
Nia

Niaの感想・評価

4.6
ジャケ写に一目惚れして見ました
若尾文子と川口浩に惚れ惚れしてしまいました、川口浩の好きで好きでたまらないんだよ!にズッキューーンってなりました
まる

まるの感想・評価

5.0
最高すぎる昭和のラブコメ!!
若尾文子が可愛いすぎるし川口浩もかっこいい!!
何度見ても飽きないです。
原作も読みました。大好きな映画の1つなのでDVDを購入して観ています。
広能

広能の感想・評価

5.0
現世で1番素晴らしい映画なんじゃないか
加賀田

加賀田の感想・評価

4.5
三郎と杏子がバーで告白し合うシーンが最高、『わが町』のストロベリー・クリーム・ソーダのシーンも思い出した 冒頭の俯瞰は『天はすべて許し給う』みたい