このレビューはネタバレを含みます
ストーリーはおもしろいが、
中盤で中弛みしてうとうと。
目覚めて早々に弟が博士に行動の報告をし始め、
なんて親切仕様の映画なのかと。
役者の顔が黒幕顔すぎて、
兄と話すシーンを待つまでもなく。
設定はおもしろく、
胎児がスキャンしてきた辺りは凝っていると感じたし、
ラストバトル前の兄の話に繋がるエピソードとなっていて、
うまいと思った。
ラストバトルの動きはおとなしい。
顔芸も昨今のあれやこれやに慣らされた身としては
地味に感じた。
特殊メイクは見応えあり。
データ全消去による電話線越しのバトルは、
そうはならんやろと思いつつも
爆発が派手で満足。
白衣のひとりが爆風で吹き飛ぶとき、
タイミング合わせて引っ張るためと思われるコードが見えたのと、
そもそもタイミングがずれていたのもご愛嬌。
自分が観たのは通常の上映で、
クラッカー1発発砲可上映ってどんなんだろと気にはなっていて、
なるほど、ここだなと納得。