ムック829

スキャナーズのムック829のレビュー・感想・評価

スキャナーズ(1981年製作の映画)
3.8
思念だけで人の心や行動を操ることが出来る超能力者(スキャナー)たちの話。

デヴィッド・クローネンバーグは結構好きな監督さんでして。
ザ・フライの面白さに驚き、イースタン・プロミスには「本当にこれ同じ監督が撮ったの?」と驚き。
根底には重厚な人間ドラマがありどれも名作。この映画は映像的にザ・フライ寄りですね。

ストーリーは世界の崩壊を目論む邪悪なスキャナーとそれを阻止せんとするスキャナーの話。
見所はストーリーよりも映像、そして超能力者=顔芸ですね。
役者が顔や身体をぷるぷるさせるシーンに、「頑張ってんなあ」とどうしても邪念が入ってしまう。
ポスターの下に※実際の商品のイメージとは異なります、と但し書きがありますが別に異なりませんね笑。

私も試しに全力でぷるぷるしてみたんですが、予想以上にしんどい…。
首の血管がブチ切れそうで、スキャナーごっこも楽じゃないと悟りました。
ラストシーンのぷるぷる対ぷるぷるは名シーン。ぷるぷるからの…凄かった!
最後までアイツがジャック・ニコルソンだと思っていたのは秘密です。
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