デヴィッド・クローネンバーグの名前を世界に知らしめた作品。
スキャナーと呼ばれる超能力達が戦いを繰り広げるSFホラー作品。
日本公開当時にTVCMで使われた、序盤の頭炸裂のシーンがとにかく強烈です。
主演のスティーブン・ラックは存在感が弱くて全然印象に残りませんが、適役のマイケル・アイアンサイド演じるレボックのキャラが立っていて凄い良いです。
この物語には意外な黒幕がいるのですが、ネタバレになってしまうのでここでは書きません。
近年のアベンジャーズ等の特殊能力者による派手な戦いではなく、静かなる超能力同士の戦いとなっていますが、サイキック系映画の元祖として今観ても十分見応えがあるかと思いますよ。