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暗黒街の顔役のnagaoshanのレビュー・感想・評価

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)
3.6
ハワード・ホークス監督作品‼︎

もう今更言うまでもありませんが、デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演「スカーフェイス」のオリジナル作品です。

本作品は縁がなくて、観るタイミングを逃していましたが、成り上がりっていくトニーの下り、舎弟や妹との関係性からの、悲劇に向かう流れはリメイクにも上手く取り入れられてますね。

冒頭のシーンからもわかるように、当時はギャングの抗争に対して、一般市民の人々もかなり犠牲に、なったんでしょう。
市民の怒りをホークス監督は観客、政治、警察にも、訴えているところなんか、監督みも力を入れて制作しているのが伺えます。

本作品を鑑賞して観て「スカーフェイス」は、脚本のオリバー・ストーンが見事に、本作品に敬意を表して熱量のあるぶっ飛んだトニー・モンタナを創り出したんだなぁと思いました。
同時にホークス監督は、コメディから、西部劇、シリアスな作品まで、本当にお手本のような作品群を生み出す職人監督なんですねー!
良か映画!
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