高校生の頃に観た、ブライアン・デ・パルマ×アル・パチーノのギャング映画の傑作スカーフェイス。
元ネタがあると知ってから、苦節?25年でようやく鑑賞。
コイツぁ、面白い!!!
巨匠ハワードホークス監督。
トニーモンタナじゃなくて、こちらは頬に十字のキズがあるトニーカモンテ。
警官バッジで火をつけるナメた態度。
実の母親にまで一切信用されていないトニー。
おまけに妹大好きシスコンチンピラ。
シスコンでもパチーノ版トニー同様、やることなすことメチャクチャ。
報復にきたオハラ一派が一斉射撃をしてくるシーンは緊張感漂うのに、笑ってしまった…(´∀`)
あんな場面でも、この機関銃があれば!!
なんて息巻くイカれたトニーと、アタマが悪いにも程がある秘書?のアンジェロのアンバランスさ。
あそこ、笑うシーンですよね??
笑うと言えば、全くかわいくないポピーにひたすら熱を上げるトニー。
口説いてくるトニーに「あんたなんかに興味ないゎ」と言わんばかりに高飛車につっけんどんな態度をとるポピー。
かわいくもないのに。
なのに結局ナビくんか~ぃ✋
なんと言ってもシスコンっぷりがとどまるところを知らないトニー。
自分は好き放題暴れ散らかしているクセに、妹のチェスカにはやたら厳しい。
妹を想うからこそと言ってしまえばそれまでですが、度が過ぎていてキモ笑い
( ̄∇ ̄)
最たるシーンは、クライマックスでしょう。
右腕リナルドすら…。
そして、ラストシーン。
シスコントニーの嬉々たるカオ(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
パチーノ版トニーの伝説的名言、
「Say hello to my little friend!」
は、残念ながら聞けませんでしたが、
全てが終わったあとの看板広告
「世界はあなたのもの」
↑↑↑見事な演出。
演出と言えば、
冒頭、口笛吹きながら迫ってくるハット姿のシルエット
機関銃連射してカレンダーめくる演出
など、細かい演出が上手い作品でもありました。
断っておきますが、このハイクオリティで1932年作品。素晴らしい👏