暗黒街の顔役の作品情報・感想・評価

「暗黒街の顔役」に投稿された感想・評価

masayaan

masayaanの感想・評価

4.4
ギャング映画、三大古典の一つ。ひとりのギャングの、暗黒街における成り上がりと転落、というのは今となってはよくある題材だが、そこに食い込んでくる不協和音のような「近親相姦」というイメージがいいアクセントに。ヘイズ・コードの影響もあり、犯罪の美化、ギャングの英雄視といった批判に先回りし、銃規制というアメリカがずーっと先送りにして来ている問題を社会に問う、というポーズを取っている。
moscow

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3.5
ポール・ムニの目力・存在感が印象的な作品。90分という短い尺の中で主人公の成り上がりと没落をテンポよく描いていく手腕が見事でした。ちょっとコメディ要素が入ってるのも面白いですね。個人的にはスカーフェイス('83)の方が好みですが。現在3度目の映画化が進行してるようですがどうなることやら
不吉な十字架!
中庭

中庭の感想・評価

4.3
道の奥から加速して登場する黒塗りの車、そこから投げ出される死体人形の惨たらしい物質性、切り替しの魔法によって登場する本物の肉体の死体。短いシークエンス一つとっても、視線は軽やかに正しく誘導され、観客の活劇に対する本来的な見方を醸成する働きがとどまることを知らない。きわめて透明な時間感覚の中でその効力が蓄積されていく貴重な体験をすることのできる、まさに記念碑的作品の一つ。
たかや

たかやの感想・評価

4.5
むちゃくちゃ面白い!
久しぶりに前のめりで映画観た。
今更何をと言われてしまうかもしれないが、テンション上がった!最高!

「全部欲しがるな」と言わせたのはハワード・ホークスなのに、この映画は全部入ってるでしょ。
『M』もそうだけど、口笛がズルい。
『スカーフェイス』の元ネタ。ボーリング場での暗殺シーンがクール。
スカーフェイス見なくては
ヌン

ヌンの感想・評価

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カレンダーがめくられるシーンと執事さんは良かったなぁ

このレビューはネタバレを含みます

原題=スカーフェイス


ハワード・ホークス監督が描いたギャングもののハシリとなった1932年の映画。
アル・カポネをモデルにしている。
主役のポール・ムニよりも、コインを投げる子分のジョージ・ラフトが印象的。

ハワード・ホークス監督の完成作品は検閲に引っかかり、撮り直した映画が完成版。

<以下、ネタバレ>
撮り直し前は「悪事をつくしたギャングは警察に逮捕されて絞首刑になったところで終わり」だが、撮り直し後は「ギャングは警察に逮捕される直前に逃げ出して射殺される。そして“THE WORLD IS YOURS(世界はあなたのもの)”という文字で終わり」となる。
結果的に、撮り直したバージョンの方が良かった気がする。
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