貝崎

トスカーナの贋作の貝崎のレビュー・感想・評価

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)
4.0
この作品で初めて知ったジュリエット・ビノシュ、上手く言えないけどすごい女優さんだった。凄かった。この作品の中で「彼女」の女らしさ、妻らしさ、母親らしさ、人間らしさ、小さな仕草や言動からいちいち腑に落ちるらしさが出ていて、なんともいえないリアリティのある人で、すっっっごく魅力的でかわいい人だった。

あることをきっかけに夫婦を演じることになるという物語。この物語の中の彼らはただ自然体で、自分の中の真実を語っていて、「偽物の夫婦」ということの辻褄を合わせているだけ。贋作に本物の感情が乗っかった時、それは新しい形になる。
嘘とか偽物を肯定してくれるものがあると勇気が出るね。ホンモノばかりがエラいと生きづらいもんね。