広島カップ

ロンゲスト・ヤードの広島カップのレビュー・感想・評価

ロンゲスト・ヤード(1974年製作の映画)
3.5
骨太で男っぽい演出が持ち味のロバート・アルドリッチ監督の会心作です。

セリフのある女優は端役二人だけであとはむくつけき野郎ばかりです。
でも女優のうちの一人が何故か強烈です。『マーズアタック!』の火星人の頭みたいな髪型で出てきてその場面だけは持ってっちゃいます。

刑務所の中で看守チーム対囚人チームのフットボール(アメリカンの方ですね)の試合をします。
戦う前から胸が高鳴ります。
何故ならワルの猛者が揃った囚人チームが普段イビられてる看守チーム相手にやるわけですから、血の雨が降るような試合展開は予想に難くないです。しかも、囚人チームのリーダーの主人公バート・レイノルズが刑務所長から八百長を命じられている。「負けたら刑期を短くしてやる。その代わり勝ってみろ、その時は・・・・」。という伏線が添えられているので勝負ははたしてどちらに転ぶのか!?

その期待通りに話は進んでいくので、「いいぞいいぞ」です。囚人達が生き生きとしていることといったらないです。明らかなファールもお咎め無しのラフプレー続出の痛快さです。主人公の心の葛藤は男として首肯できますが、なかには「そんなのつまんねぇよ」という御仁もいるかもね。

バートはフットボールが似合います。
ベースボールより断然こっちですね。