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浪華悲歌のガクのレビュー・感想・評価

浪華悲歌(1936年製作の映画)
3.8
アヤ子の強さが悲歌となり、落ちるところまで落ちてしまう。その救い用のないどん底で、彼女は前を向いて歩き始める。関西弁の山田五十鈴はそんな強い女性が実際に存在するかのよう、見事に演技している。日本社会での生き辛さ(世間体、女性蔑視、男社会など)は84年前、既に明確に描かれていた。

画面が暗くて見辛い。セリフが聞き取りづらい。さらに日本のWikipediaには浪華悲歌のページが無くストーリーがさらえない。YouTubeで観たのだが、英語の字幕を付け、英語版のWikipediaを参照した。
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