三四郎

男はつらいよ 葛飾立志篇の三四郎のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)
3.8
夢は西部劇から始まり、「他人のそら豆よ」さらりと言ってのける寅さん笑
全体的にユーモアとペーソスある整った作品だった。
ラストシーンの富士山絶景!
桜田淳子可愛いし、お巡りさん自転車乗りながら「わたしの青い鳥」歌ってるし笑
『瞼の母』ではなく瞼の父…。
何ゆえ学問をするか、己を知るため。
「己の愚かしさに気がついた人間は、愚かとは言いません。あなたは、もう利口な人だ。己を知る。これが何よりも大事なことです。己を知ってこそ、他人も知り、世界も知ることができるというわけです」

「男はつらいよ」シリーズの中でこの16作目は、「学問があれば…」と「学問」を意識し、仕切りに言っている。そして、この作品、とらやの人たちがかなり言いたい放題、寅さんに言ってる気がする。少し寅さんが可哀想な場面もあった。
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