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男はつらいよ 葛飾立志篇のtaroumanのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)
3.0
BSテレ東
寅を父と思い込む桜田淳子から始まり、旅先での大滝修治和尚の説教に感じ入り、マドンナ樫山文枝とお勉強ごっこに勤しむも小林圭樹とW失恋。
今回のテーマは「己を知る」。「地道な暮らし」「ほんとうの生活」などなど男つらシリーズのテーマには感じ入るばかりだが、さすがに今回は重みがあったのかあまり深堀りできず淡白に終了。
葛飾立志編のタイトルどおり向学の志を抱き勉学に励まんとするも、所詮やくざな兄貴は眼鏡を掛けることしか思い付かず、町の笑いものになるピエロぶり。そんな単細胞をツンデレで受け止めるとらやの面々。いつもながらじんわり目にきます。
米倉巡査がよいアクセント。レギュラー化してもおかしくなかったが、あの手のキャラは神出鬼没の源ちゃん一人で充分ということか。
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