なぺ

天使にラブ・ソングを…のなぺのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに金曜ロードショーに感謝した。
Twitterのネタ動画がこんなに楽しい映画だとは。。

やっぱりミュージカルはいいですね。
歌って素晴らしい。

終始シスター達がかわいくて、どんどん合唱も上手くなって。
院長に認めて貰えると思ったけど、そう上手くは行かなくて、、、。
院長が出ていくと言ったシーンは本当に悲しかった。でも、社会の移ろいというか、時代は新しくなっていくからそこに追いつけない人は排除される。仕方が無い。と悟った顔に納得もしてしまった。

名前忘れちゃったけれど、、1番若い子がだんだん自分を出していく姿が泣けました。
最初は声すら出せなかったのに、主人公に出会って声をかけてみて、ついて行ってみて。
主人公のおかげで、「自分の中にある他を引きつける何か」を見つけて。
合唱ではリードボーカルで、全然怖気付かずに歌ってて。彼女は生涯歌い続けるんだろうなあと。そうであって欲しい。

しかし元恋人から追われるのはハラハラしました。
シスター、どうしても目立ちますし。
ましてやあんな街にあの格好だとハロウィンを疑われそう。
リノ(でしたっけ?)ってあんなにカジノ街なんですね、ちょっと行ってみたいなと思いました。
そこでやっと院長が認めてくれるのも感動した。

序盤だったら「最高のシスター」って呼ばれて嫌な気しかしないんだろうけど、やっぱり主人公も修道院で何かを得たんだろうな。
これからもシスターとして生きていくんだろうか…。
院長が亡くなられたら継いだりするんだろうか…いや、それはできなさそう。
でも、警部さんが連れてきたのは間違いじゃなかったんですね。

名作中の名作、見られてよかった…!
なぺ

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