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王妃マルゴのyoshipyのレビュー・感想・評価

王妃マルゴ(1994年製作の映画)
3.8
今週の映画天国にて。
中学から大学まで世界史だけはせかせか学んでいた自分としてはこの手の映画はとりあえず見ときたいので録画。

1572年のサン・バルテルミの虐殺前後の、フランスのヴァロア朝からブルボン朝にかけての時代の話。
スーパースタージャンヌダルクの後、有名人ルイ13世時代の前。(確か)

日本だと、大体安土桃山時代。
織田信長や豊臣秀吉がイケイケだったあの頃。(確か)

宗教戦争が相次いで、カトリックvsプロテスタントの対立が激化して、その緩和の為にカトリックのフランス王妃のカトリーヌ・ド・メディチが娘のマルグリット(マルゴ)とプロテスタント有力者のナヴァル王子アンリを政略結婚させちゃう。

マルゴは愛のない結婚を無理矢理させられたのにも関わらず、母親カトリーヌがプロテスタントの虐殺を始めて、マルゴの悲劇の物語がおしすすめられる。
メディチ家の女ってほんと怖いと10年ぶりくらいに久々に震えた。

映画自体はフランス映画てっぱんの暗さ、湿度80%越えの内容と映像なんだけど、その中でマルゴ役のイザベル・アジャーニの美しさとゾクゾクする色気に女の私でも魅了されて目を離せなかった!
27.8歳くらいかなと思ってたら、まさか過ぎる当時38歳とのことで、、
言葉にならない程の美しさ。

愛人役のヴァンサン・ペレーズのイケメンレベルも半端なく、この二人のラブシーンはもはや芸術。

目の保養、本当にありがとうございます。

なんだか全体的血だらけだし、ところどころモザイクかかってるし暗いけど、この頃のフランスって本当にこういう雰囲気だったんだろうなと思う。

フランスがこの時代の約400年後に、奇人たちの晩餐会みたいな映画を作製できるくらい平和になって本当に良かったよ。

フランスと日本と世界の暗い歴史と自分達のつなぐ未来に、合掌。