ニケ

陽のあたる場所のニケのレビュー・感想・評価

陽のあたる場所(1951年製作の映画)
3.4
富豪令嬢のアンジェラ(エリザベス・テイラー)と愛し合い結婚の約束をとりつけた貧しい青年ジョージ(モンゴメリー・クリフト)だったが彼には他に恋人がおりその存在が次第に邪魔になってきて‥
アカデミー賞6部門受賞の名作ドラマ作品

リズとモンティという美男美女によるラブロマンス映画かと思いきや随分イメージと違う話だった
身分違いの恋を描いたメロドラマではあったけど、それよりファム・ファタールに出会ったが為に悲劇に見舞われる1人の男の転落劇といった印象の方が強かったかな

本作のリズはまだ十代とは思えないほど大人っぽくて美しい。正に絶世の美女だ。「私たちさよならを言うために出会ったのね」キザなセリフも様になる
ちょっとジェームズ・ディーンっぽい雰囲気を醸してたモンティも良かったね

観てる最中ずっとどこかで観た事ある話だなと感じてたんだけどこれウディ・アレンのマッチポイントにそっくりですよね
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